シュガーフォークフル - マイ包丁


作詞:れん

作曲:シュガーフォークフル


明の街道迷子する 朝が来るのを待ってます
同じ匂いコロンに振り返る 市内の所,交差点
動機は不純なものでした 血液色したよそゆきで
二人誓った机テーブルに さめた紅茶はないです

誕生石ルビーの指環をくれた日のの席で,
待てども待てど待て待て待てども来ない
外れ予報を慍んでみても 虚しいだけどわかってるけど

何時か――流した
枯葉が下水を辿り戻れぬと知ります。
あたし――背中に隠した包丁握って 夕日が 静んだ。
それだけだから。それだけだから。

今日に酷く似た日でした。
美しくナレヌ,美しくはナ ニ ヌ。

一人は厭なの。

精神鎮痛剤


sick・・・
truth・・・
lies・・・

痛い痛い・・・
覚醒した
痛い痛い・・・
嫌な記憶が

痛い痛い・・・
抑えてたのに
痛い痛い・・・
この感情が

まばらに弾け飛んだ
信じてた言葉痛い痛い・・・

瞼の裏に写り込んだ
過去から今へと

ケラケラと笑う あなたの罠
出口が見えなくて

ケラケラと笑う あなたの声
今の私には 痛い痛い・・・






苦し紛れ


心さらして
溜め息ついては笑って

五臓六腑捧げた
あなたは水面の果てへ

ジリジリ絡む糸を
ほどいて欲しくて
ジリジリ焦げる糸が
そう締め付ける

ドアを叩く音…
端末が鳴り響く音…






9x13


記憶の欠片がひとつひとつ
はめ込まれて淡いパズルが…
近くて遠いあの頃の僕は
虹が見える空の下 唄い続けていた

このまま黙ってほっといてくれなんて裏腹
素直になれない僕の強がり
「タスケテ」のサイン

いつまでも一緒だよって誓ったあの夜
2人の気持ちはすれ違いで
シルバーのリングだけが
あの夜を映しだした
別々の夜…

この痛みどうしよう
もう行き場がない
近くて遠いあの場所も
あなたに届くことなくて

いつまでも一緒だよって誓ったあの夜
2人の気持ちはすれ違いで
シルバーのリングだけが
あの夜を映しだした
別々の夜…

いつまで続くの?
この痛みの中で
あなたをつかまえる
いつまで続くの?
この痛みの中で
あなたをつかまえた…






deep blue


鐘に映る虚ろな瞳 あの頃を見つめてた
戻せない針が刺す先は 全て失くした現在
冷めることない 行き場を無くした この感情は
色を亡くした闇にふり撒いて壊していい?

deep blue 覚めない夜の続きを 誰絵に捧げているの?
I need you 欠けた銀色の月が 貴方の目には映らない

届かない 錆びた想い

deep blue 欠けた銀色の月は 貴方の月には映らない…






現実不感症


見て 聞いて 触って 望んで
絡んで 縛って 叩いて 喘いでよ

見て 聞いて 触って 望んで
絡んで 縛って 叩いて 喘いで

胸を重ねてても意識は虚像を捉え

意味のない行為に嫌気さす程の快楽を覚え

ここにあるリアルは映えることのないただの影

君の知らない景色を見せてあげたい 閉ざされたその心

忘れかけてた記憶を呼び覚ましたい ありのままを受け止めて

君の知らない景気を見せてあげたい 形さえも気付かず

忘れかけてた記憶を呼び覚ましたい ありのままを感じて

誰も知らない 渇いた心 水を得たように泳いで

君の知らない景色を見せてあげたい 閉ざされたその心

忘れかけてた記憶を呼び覚ましたい ありのままを受け止めて






不眠薬


眠りにおちるのが恐くて
戻ってこれるか分からなくて
押しつぶされそうな感覚に
頭を抱え悩み込む

まわりつく不快事象は
いつでも私を突き落とす
すれ違う人の言葉さえ
有害な化学物質

落ちてゆく落ちてゆく…
どこまでも足場をなくし
暗く深いあの場所嫌だ…

堕ちてゆく堕ちてゆく…
この身体支えをなくし
目眩覚えた粉の依存症






カルテ'180


もう少し側に居させて
もう困らせないから

あの日描いた ひとつなぎの理想は
脆く儚く 背を向けて歩き出す

おぼろげな午後のひととき 風を感じ続けて
何もなくたっていいよ この心くじけないから

針が3回回る頃別々の風を受けて歩き始める
この心くじけないから






VITAL CHECK


針を刺すことよりも
肌を切ることよりも

酷い苦痛だろう
取り除いてあげたい

冷たく鳴り響くデジタル音が
今は温かい命の証明

普通を夢見て嘆くのならば
この両手できつく抱き締め

甘くて綺麗な花を見せて
この窓からじゃ空しか見えないから

独り呟く貴方に…
その足でいつか駆け出せるように

冷たく鳴り響くデジタル音が
今は温かい命の証明

普通を夢見て嘆くのならば
この両手できつく抱き締め
犯す罪も恐れず…!

甘くて綺麗な花を見せて
この窓からじゃ空虚しか魅えないから

独り呟く貴方に
その足でいつか駆け出せるように

貴方の全ての嘘を許して…